FPSでは起こった事象や現在の戦況などから状況を把握して次の行動に繋げていくことが勝利するためには必要不可欠です。
銃撃戦をはじめる前に状況を把握して行動を決める事で優位に立てる
FPSでは撃ちあい前に情報を収集して、戦況や状況を分析・把握して次の行動を事前に決めておくことで優位に立てます。
これは立ち回りに通じる部分ですが、たとえエイムすらおぼつかない初心者でも周りの状況からせめて敵がくる方向だけでも予測できていればたとえ中級者以降の人を相手にしたとしても勝率はぐっと上がります。
状況を把握した後に
- 思い切って前に出て相手の不意を付くのか
- 近くに有利な地点があるからそこで待ち伏せるのか
- グレネード類を投げ込んでけん制するのか
- 回り込んで後ろをとるのか
といった「どういった行動をとるのか判断する」というのはどちらかというと中級者以降のテクニックになるのですが、こちらでは先に状況を把握する為にどういった情報を利用するのかについて解説します。
状況把握に役立つ情報・事象
初心者が状況把握のために最低限押さえておくべき情報や事象は以下の通りです。
銃声・足音などの音
FPSでは音を聴くことが非常に重要になってきます。これに関してはブログ内の別の記事「FPSでは音を聴くことが大事」を参照してください。
近くの味方が倒される
近くに味方が倒れた際の理由というのは大きく分けて2つです。
- 敵に倒された
- 落下ダメージや自身のフラグ等で自滅した
もちろん一番多いのは1番目の「敵に倒されたから」。
たとえ初心者の方でもそのときの状況や味方の位置からどちらの要因で味方が倒れてしまったのかというのは大体判断がつくと思います。
自滅だったらいいのですが、もし味方が敵に倒されたのだとしたらその付近にのこのこ近づいていってはいけません。
まずは一旦身を隠すかその場を離れるか等して、そのときの状況から
- 敵の位置や数
- 位置が分からないならどの方向から撃たれたのか
をまずは考えるようにしましょう。そうすればあとはマップなどが頭に入っているだけでも「どのルートからいくべきなのか」ということが自然と見えてくるはずです。
とにかく「仲間が死んだ場合はその場所にはすぐには近づかない」ということと「仲間の死は無駄にせず、次の行動に活かす」ということを頭に入れておいてください。
ちなみにBF3やCODでは味方を先に行かせてその味方を死んだ後にすっと顔だして狙いにいくというような露骨に味方をだしに使うような人をたまにみかけますが、そういったプレイはやはり見ていても印象があまりよくないです。
このブログの記事内にも書いていますが、マルチプレイで上達・勝利する為には協調性が必要ですのでそういった個人のことした考えないプレイヤーにはならないように気をつけてください。
(BF3では死んだ仲間を復活させる除細動器というのがあるのですが、それの使用ポイント欲しさに敵がまだいるのにすぐに起こして起こした人、または2人が同時にやられたりというのもあります。これも個人のことしか考えていないプレイです。蘇生するにしても最低限周りの安全は確保してから行いましょう)
スコア
スコアを見ることでマルチにおけるそのルールで今現在、自分のチームは有利なのか不利なのかといったことを確認することが可能で、攻め方を変えたりといった判断材料になります。
全体マップ
全体マップでは主に
- そのマップにおける敵兵・敵車両や味方のおおよその位置
- 味方や敵は主にどこに固まっていてどの方向から攻めているのか
- ルールによる現在の状況(どの旗を取られているのか・どちらに爆弾を仕掛けられているのか等)
といった情報が分かります。こちらは頻繁にチェックする必要はありませんが、攻めあぐねていたりするときはマップを確認して
「Aに仲間が集中しているから反対側のBへ向かい敵の裏を取りに行こう」
といった行動に繋げることができます。
(味方が多い場所には当然敵も集中しますので逆がわは守りが薄い可能性が高いです)
ミニマップ
ミニマップでは主に
- 付近の敵兵・敵車両や味方のおおよその位置
- 発砲音などのマーク(BF3やCODではそれで敵の位置を特定できる)
等、自分の周りの詳細な状況を確認できるので非常に有効です。普通のマップとは違いこちらはかなり重要ですので、常にチェックできるようにしておきましょう。
その為には何か起こったらミニマップに目を向けるクセをつける事ももちろんですが、液晶モニターを最適な大きさにする事も大事です。