FPSゲームには様々なゲームが登場します。もちろんゲームごとに種類などは異なりますが、基本的なデータは変わらないものです。
こちらではそれぞれの武器の特徴などについて語っていきます。
ゲームが違えど武器の種類は大きく分けて7種類
どのようなFPSゲームにしろ、武器の種類とそれぞれの長所と短所は大体同じです。
登場する武器の種類は以下になります。
アサルトライフル
どのFPSゲームでも一番一般的な性能を持つ武器で初心者にも扱いやすいのが特徴です。
弾丸は大抵のアサルトライフルが5.56mmまたは7.62mmを使用していますので、主に中距離での戦闘に適しています。
近距離もフルオートで射撃である程度カバーできるほか、上手く指きりすれば遠距離にも対応できる為、初めてFPSをはじめる人には私はまずはアサルトライフルからの使用をオススメします。
私自身も専門というか得意武器は今でもアサルトライフルです。
サブマシンガン
こちらはレート(弾の発射速度)の速さなどから主に近距離に向いている武器です。
ですが、コンパクトで銃身が短い為中距離以降になると命中精度が落ちる上に、弾丸も小口径のものを使用しているので、中距離での撃ちあいではとたんに勝率が落ちます。
サブマシンガンを運用する際は自分に不利な距離での戦闘を強いられる状況を回避しつつ使っていく必要があるため、ある程度立ち回りを理解している人向けですが、前に出てこそ上手くなれるのがFPSですので、はじめにこれをもってガンガン前に出て行くのも全然ありです。
軽機関銃(ライトマシンガン)
弾丸の口径も大きいので威力が高い上に100発単位という装弾数で弾数をあまり気にせずに撃ちまくれるという特徴があります。
ですがその分レートが遅い、リロードに時間がかかる、移動速度が落ちるといったデメリットが大体のゲームでありますので、とっさの出会いがしらでは銃の重さから、大抵対応が遅れてしまう時があります。
あまり動き回って使うよりも、ある一定の場所や間隔で運用していくのがコツです。
ショットガン
一度の発射で複数の散弾を射出する為、近距離で絶大な火力を発揮します。
ですが中距離以降になると散弾が拡散する為、威力も弱まります。サブマシンガンと同じく、近距離主体ですがサブマシンガン以上にマップを頭に叩き込み、状況を把握した上での立ち回りが必要になってきます。
スナイパーライフル
長距離射撃用の銃で、精度や弾丸の威力などは非常に高いのですが、ボルトアクションの場合は一発一発手動で装填するため次の弾の発射が遅れるほか、セミオートでも反動が強い為短い間隔で撃っても当たりにくいのが特徴です。
こちらは効果的に運用するには立ち回りや状況把握が必要なだけでなく、確実に当てる為のエイム技術も求められます。
ハンドガン
上記の武器に合わせて持つサイドアームズで、当然レートや威力は劣ります。ですが、状況的にリロードする時間がなく、とっさに使用しなければならない場面で活躍します。
ハンドガンとはいっても最近のFPSゲームではフルオートのものや3点バーストのものも登場し、あなどれない性能を持っています。
スナイパーでもない限り咄嗟でないと使わない場面が多いのですが、そういった場面は踏ん張りどころなので使用には慣れておきたいところです。
こういった状況下で生き残れるようになったら結果もついてきます。
ロケットランチャー・グレネードランチャー
ロケット弾やグレネード弾を発射する火器。
大抵のFPSゲームにも登場し爆発物の為一発の威力も高いですが、リロードの際に大きな隙が出来るほか、大抵はもてる弾数に限りがあったり、後に修正が加えられたりします。
もちろん場面によっては大活躍しますので扱いに慣れておくに越したことはないですが、これ単体で活躍できるほどの性能はありません。
(FPS自体銃での撃ちあいが主ですから、有利なように修正されることはまずないです)
これ以外にも最近のFPSゲームでは「マシンピストル」や「PDW(パーソナルディフェンスウェポン・個人防衛火器)」と呼ばれるものもありますが、これらはサブマシンガンに近い性能を持っています。
射撃のモードで選ぶ
銃には弾を発射する際に以下のモードがあります。これは銃ごとにことなりますので、それによって自分に合った銃を探すというのもありです。
大抵は一つの銃につき一つのモードと決められているのですが、最近ではBF3のように
「フルオート・3点バースト・セミオートが選択可能」
という感じで、実銃の性能をよりリアルに再現したゲームもあります。
フルオート
これはトリガーに当たるボタンを押している間、弾が出続けるというものです。
瞬時に弾幕を張れるメリットがあるものの、それに反して反動が強くなり、精度や集弾率が落ちるというデメリットもあります。
(集弾率が低い=弾が狙った方向からは離れたところに当たるので狙っている場所(敵)に当たりにくい)
セミオート
こちらはトリガーを押すごとに一発だけ弾が出てくるモードです。
近距離での戦闘には向きませんが、弾を一発ずつ発射するため、命中精度が上がり、その分反動が抑えられるというメリットがあります。
またセミオートのみのアサルトライフルなどは弾丸の口径も大きなものが多いので、一発の威力が高いという特徴があります。
こういった銃を使用するのはエイムに慣れており、突然の状況にも冷静に対応できる中級者向けといえます。
3点バースト
これはリアルでは、戦場で極限状態にある兵士達の弾の消費を抑えるために実装されたもので、1度に引き金を引くと3発の弾が発射されるというものです。
一度に発射する際の弾は3発というのが節約および弾幕・反動などを考慮した際に一番バランスが取れているためです。
ゲーム内でも中・遠距離に関しては集団率がいい上に反動も抑えられるので非常に効率がいいです。
近距離ではフルオートに比べると不利なものの、このモードの銃(アサルトライフル)は初心者にとっても非常に使いやすいのが特徴です。
指切りを身につけよう
中距離以降の戦闘が増える場面では初めから3点バーストの銃を選んで戦うのも有効ですが、少し慣れてきた初心者の方はまずは指きりをマスターしましょう。
指切りとはフルオートの銃で、一定間隔でトリガーを離して発射する弾の数を調整する方法です。
これにより近距離はフルオートで対応し、中・遠距離では指きりで3点バーストのように一定間隔で弾を発射することで反動を抑え、命中精度を向上させることができます。
FPSを長くプレイしていればこの指きりの感覚というのは自然と身についてきます。
はじめは早く倒さなきゃと焦ったり、突然遠くから撃たれて慌ててしまいますが、相手との距離が離れている時ほど落ち着いて狙ってトリガーボタンを押しましょう。
銃で敵を撃つ際に大事なことは「早く撃つこと」よりも「確実に当てること」です。
自分に合った武器に出会うにはとにかく1度使ってみる
初心者の人ほど、掲示板やサイト・ブログで強いといわれている銃やアタッチメントの組み合わせを無理に使おうとしてしまいますが、まずは新しい武器が使えるようになったら1度戦場にそれを持っていってみましょう。
これは同じ種類の武器でもそれぞれに反動による銃口の跳ね上がり方などに一定のクセがあり、それに対する感じ方も人それぞれだからです。
ですので、無理をして一つの武器や組み合わせに固執するのではなく、使ってみて
「素直に自分に合っていると感じた武器」
を使用していくようにしましょう。