T-ARA騒動に関して
ソース
http://m.heraldbiz.com/detail.jsp?newsId=20120802000839
ティアラ事態は所属事務所の未熟な対応によって状況が悪化しました。
キム·グァンス代表の疎通方法で弱点を表わしたのです。
アイドルグループのメンバー間で仲が良くない可能性があるという事実は、大衆も認識しています。
しかし、キム代表はティアラメンバー間の確執について国民を納得させなかった上に、メンバーファヨンを逸脱した行動(?)をしたという理由で退出させる選択をしました。
東京公演後、メンバーたちが、Twitterに『意志の違い』云々を書いてファヨンを攻撃するような文を書いたのと、インターネットにあがっている複数のティアラいじめ動画について納得できる説明くらいは必要でした
大衆はファヨンがチーム内でいじめに遭ったと思っているのに対し、キム代表は、深刻な集団いじめはなかったと言いながら「(ファヨンの放出の理由を)ティアラを補佐する19人のスタッフの不満を取り入れて下した決定だ」と述べました。
重大発表をすると『予告』までしておいて行った発表がこれでした。
アイドルグループのメンバー一人がチームを離れることはできます。
ワンダーガールズもメンバーを数回交換していますし、ジェボムも2PMを去りました。
ですがティアラの場合は状況が違います。
社会的に大きな問題となっているいじめが関連しているのです。
いじめの加害者は、じっとして、いじめに遭った学生が、むしろ転校をしなければいけないという社会の現実のような構図になっているのです。
それによって、保護者まで出でてきましたし芸能界の問題ではなく、社会的な問題にまで発展して大衆の怒ることになりました。
最初からメンバー間の確執について国民に詳しく説明して仲裁の戦略を講じていたら大衆の頭に『ファヨン=被害者、他のメンバー=加害者』という一方的な構図は形成されていなかったでしょう。
それならこれからキム·グァンス代表は、どのような選択をすべきなのでしょうか?
キム·グァンス代表の企画方法を見てきた記者の一人として提案します。
キム·グァンス代表は、企画力に優れた人物です。
しかし、彼の企画力はイメージの管理に総力を傾ける方法です。
ドラマ性のあるミュージックビデオを活用したイメージ戦略が代表的です。
メディアを活用する方法もこれの延長線上にあります。
チョ·ソンモに可愛い末っ子の弟のイメージを植えつけて、大衆から愛を受けさせるようにしました。
キム代表の企画力は、大衆音楽ではまだ受け入れられます。
演歌歌手ではないガールズグループのティアラも最終的に成功させました。
しかし、今では大衆音楽市場が完成品をポンと投げいれてあとはイメージ管理だけをしとけばいい時代ではありません。
絶えず大衆と疎通してコンテンツを作って行かなければならストーリーテリングの時代です。
そのためには、緊密なコミュニケーションシステムを備えなければならず作り手(生産者)は、信念と哲学程度は持っていなければなりません。
絶えず大衆と疎通して欠点を指摘されてもそれをプログラム内にちゃんと反映させていく『無限挑戦』のキム·テホPDを見ればよく分かります。
しかし、キム·グァンスは、このような面では弱い、つまり『昔の人』だということです。
さらに、キム·グァンス代表は『権力者』です。
強者が19歳のファヨンの過ちが『ミュージックバンク』だけでなく、数十種類もあると発言するのは『コミュニケーション』ではなく『脅威』に聞こえます。
子供たちが大変ながらも楽しくついてこれるようにすべきで社長が定めた一方的な軍隊式のルールでそれを守れなければ追い出すという形であってはなりません。
そのためキム代表は、国民音楽コンテンツを作っていく過程でコミュニケーションシステムの不十分さを率直に認めて、コアコンテンツメディアの管理システムをアップグレードさせる契機にしなければなりません。
これは、K-POP韓流の先へと進化させる方法でもあります。
今のキム·グァンス代表の戦略は結果的に歌手を短期的商品にしてしまいます。
キム代表はこの期間を最大限に増やすための戦略を講じていますが、それだけでは足りません。
1日24時間休みなしで働かせれば成功する時代ではないのです。
それは大人たちが子供たちを搾取している印象を与え、韓流に『同乗』しているのではなく、 『便乗』しているという印象を与えてしまいます。
まず、キム代表はティアラの混乱に対してどのような非難も甘んじて受けるという意味を言葉で伝えて実践戦略として、既存の制作管理方式とコミュニケーションシステムを転換させるという約束をしてほしいです。
体内にある腫瘍が外で破裂すれば痛みを伴うものですが、最初に出してしまってすぐに治療を受けることができる機会にもなります。
関連記事
まだ読んでいない人はこちらの記事もあわせてどうぞ
【T-ARAファヨンの脱退、キム・グァンス代表の選択が反感をよんでいる理由】
【甘ければ飲み込んで苦ければ吐き出す『T-ARA』の企画会社】
関連コンテンツ
私的に代表の仕事ぶりはよくも悪くも小室哲哉と似ているような気がしてます。
あとやり方や進め方が大リーグのGMと似ている感じもします。
売上が大事。結果が大事みたいなところがありますよね。
強くすれば良いみたいな。そのためなら補強も解雇もトレードもいとわないみたいな感じですよね。
でも歌手とかは多分ですけどヒストリーとケミストリーをかけたものが特色みたいな感じになると思うんですよね。
その特色は塗り替えるならまだしも消してはいけないと思うんです。
ファヨンはティアラを語る上で、欠かせないと思います。
欠くということは、ヒストリー的には大きなダメージですよね。さらに解雇では…
ここで大事なのは、つながりを見せること。
たとえ別々になってもつながってる事を見せることが大事なのかなぁと思ってます。