T-ARAのジヨンをはじめ出演陣は優れた演技を見せてくれるものの、相変わらず視聴率の面で低迷しているドリームハイ2に関する記事です。
[グォンヘリム記者]
SBSドラマ”サラリーマンチョハンジ”(以下”チョハンジ”)が6日の放送で視聴率21.0%(AGBニールセンメディアリサーチ)を記録した中KBS 2TV “ドリームハイ2″は6.4%というみすぼらしい成績表を受けてしまいました。
6日に放送された”ドリームハイ2″は、まさにキャラクターの葛藤が最高潮に達したエピソードでした。
交錯した恋愛模様に置かれたジンユジン(ジヌン) -リアン(ジヨン)、ジェイビー(JB) -シンヘソン(カン・ソラ)がそれぞれデュエットを成して評価ステージに上がったし、リアンは舞台を終えて観客たちの共感を得る為に涙まで流しました。
また、この日の放送では実力派のジェイビーがスーパーアイドル評価段階で脱落している場面が描かれました。
“ドリームハイ2″では好評を博したシーズン1と同様に有名アイドル歌手たちを前面に出した5日の放送で、キスシーンにプロポーズシーンまで披露しましたが視聴率が上がる気配が見えません。
“チョハンジ”はともかく、6日現在17.6%を記録したMBC “光と影”とも10%以上の視聴率格差が広がってしまいました。
前作と比較して劣る結果となったが“ドリームハイ2″は、昨年初めに放送して好評を博した前作”ドリームハイ”の背景を大幅に継続して期待を高めていました。
シーズン1と同様に、キリン予告で歌手の夢を育てていく若者たちを主人公にし、教師たちのキャラクター設定も似ています。
シーズン1でのハイトーンの声で若々しい姿を見せてくれたイ·ユンミの役割をシーズン2でチェヨジンが継続し、鋭く涼しいイ·ユンジのキャラクターをカヒが引き受けた形です。
パク·チニョンは、前作のようにヤン・ジンマンとして再び登場しています。
しかし、 “ドリームハイ2″は、シーズン1の後光を背負うどころか低調な視聴率で苦戦を強いられています。
爆発力のないストーリーの中で前作と似た設定はマンネリ感を生み出しました。
“ドリームハイ1″への反応も最初から好評一色ではありませんでした。
序盤カメオで出演したペ·ヨンジュンやキム·ヒョンジュン以外には世代を一緒にするほどのトップスターもいませんでした。
MissAのスジ、2PMのテギョンなどアイドル俳優たちの演技力論議も出てきました。
しかし、 “ドリームハイ1″は、時間が経つほど相乗効果が発揮されることに。
多くの作品で演技力を培ってきたキム·スヒョンは、主人公ソン・サムドン役を引き受けてアイドルスターたちの間で中心を取って劇を導いていきました。
アイドル歌手たちのパフォーマンスの実力としらじらしいキム·スヒョンの演技が加わることで劇の完成度も高まったのです。
“ドリームハイ2″では俳優出身のカン・ソラが、劇の中心に立っています。
歌手を夢見ますが、実力は普通のシン・ヘソン役を引き受けたカン・ソラでは性別は違うが、情熱いっぱいの努力派な上に純粋な心を持ったキャラクターという点でシーズン1のソン・サムドンとは重なる面があります。
実際にカン・ソラは映画”サニー”などで演技力を認められた新鋭です。
ところが、 “ドリームハイ2″ではカン・ソラまでもが演技力論議に巻き込まれ実力を発揮できずにいます。
カン・ソラとシーズン1で活躍して劇の人気度と俳優自身の人気度を精一杯高めたキム·スヒョンの姿を期待した視聴者たちは失望を隠せなかったようです。
去る6日放送された”ドリームハイ2 “で、2AMジヌンとティアラのジヨンは、舞台の上で涙を流すパフォーマンスを披露して、次の話での葛藤の増幅を予告しました。
ジヌンは去る5日の放送で、カン・ソラと話の流れから”ボタンキス”シーンを披露しました。
人気アイドルスターのキスシーンなので話題になることもありましたが視聴率の回復には繋がりませんでした。
“ドリームハイ2″の葛藤を導いていく主な軸は、四角関係という複雑な恋愛模様とキリン予告の競争トレーニングシステムです。
ここで努力家性と天才的な才能を持って生まれたユジンの葛藤、劇中の人気スターリアンの隠された家の問題などをストーリーに追加することで興味の誘発を試みました。
しかし、どちらも強く視線をひきつけられるほどではありません。
シーズン1でサムドンが聴覚障害と戦うエピソードやヘミ(スジ)の大根演技、太ったピルスク(アイユ)の変身、ヘミに向けたサムドンの告白などが話題をさらってきましたが、 “ドリームハイ2″には、それに匹敵する要素がありません。
これは同時間帯に放映されている”チョハンジ”や”光と影”がそれぞれ強烈な葛藤構図で視聴者をひきつけているのと対比されます。
“チョハンジ”はモガピ(キム·ソヒョン)を相手にしたペク・ヨチ(チョン·リョウォン)とユ・バン(イ·ボムス)の作戦が劇の緊張を一気に引き上げました。
カン・キテ(アン·ジェウク)の脱獄に韓国版’プリズンブレイク’を予告した”光と影”も視聴率上昇を成し遂げました。
“ドリームハイ2″の視聴率苦戦が一見すると理解できるような競争作たちの状況です。
現在12話まで放送した”ドリームハイ2″は4話だけを残しています。
“ドリームハイ2″が、果たしてインパクトのある仕上がりで終盤の人気反騰を達成できるか注目が集まっています。
グォンヒェリムギジャlima@joynews24.com
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